2014年06月24日
ジュンとひみつの友だち
ジュンの家は がけのふちにあって、そこに小さな庭があった。
その小庭はジュンの秘密の場所なのだが、
そこへある日
道のない急ながけから 見知らぬ少年が突然あらわれる。
ジュンはその不思議な子が,
むかいの丘の高圧線鉄塔の変身だと信じるのですが 。。。。
不思議な友達。
どことなく心の休まる、その秘密の友達は、頼もしく、温かく。
でも、数回会っただけで、 別れの日がやってきます。
それは、どうすることもできない、 別れでした 。。。。
ジュンとひみつの友だち 佐藤 さとる 作/村上 勉 画
傑作です。
大好きな本です。
書き出しからおもしろい 機械いじり好きのミサオねえちゃんが登場し、
さあどんな物語が展開するんだ?と期待が膨らむが、 これは単なる序章に過ぎず、
一転して ジュンの物語が始まる。
ジュンの幼年期のエピソードや詳細な町並みの描写が巧みで
一気に物語の世界へと引き込まれてゆく。
遠くに見える鉄塔。
秘密基地を作る 少年の楽しさ
ひとりで隣り町へ行くという冒険、
間近に見る巨大な鉄塔など
古き良き昭和の雰囲気が漂っているのも、今となっては 懐かしくも 切ない 。。。。
この本は 僕が小学5年の時 はじめて読んで
おっさんの今も ふと あの頃にもどりたい時に 読みます。
佐藤さとるさん と 村上 勉さん コンビは 最高に心地よいです。
Tomorrow is another day
Local ROAD
Tell Me WHy ? って声
KUROUDO WAVE
can't describe it
バタフライスマイル ~ ワイキキストーリー 最終回 ~
Local ROAD
Tell Me WHy ? って声
KUROUDO WAVE
can't describe it
バタフライスマイル ~ ワイキキストーリー 最終回 ~
Posted by SideWalkTalk at 17:00│Comments(1)
│SideWalkTalk
この記事へのコメント
僕もこの本が一番好きです。
次はか「おばあさんのひこうき」
次はか「おばあさんのひこうき」
Posted by 鬼藤潤 at 2014年12月13日 17:11
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